不動産屋さんの妻ブログ

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不慣れながらも私なりに人を大切にするのだ

 

宮部みゆきさんの

『桜ほうさら(上)』を読んでいて

じーん としたり ハッ としたりしてます

 

昨日読んだこの部分なんて

すごく「じーん」としたし

 

人との付き合い方を

教えてもらったなあ、と

深く感じ入ってます

 

抜粋

—笙之助が川扇で初めて食う飯だ。私が炊いてやりたい。

 

江戸留守居役(重職)の言葉です

笙之助というのは、この物語の主人公

齢(よわい)22

 

訳あって

上総国から江戸に出てきた武士で

 

始めて江戸に着いた時

この江戸留守居役が

料理屋で発した言葉です

 

で、慣れぬ釜焚きをして

煤をかぶってるわけです

 

この一文を読んだ時

なんて心のこもった言葉だろう

と、感動して

人の気持ちの温かさを味わいました

 

そういう心遣い、心配り、

気持ちを表す姿を

 

私は

父や母、祖母を見て

知っていたはずなのに

素通りしていて

 

嫁に来て

義母の人への心遣いを

目の当たりにしたのに

全然自分のものにしてなくて

 

今、

宮部さんの時代小説を読んで

 

いいな

私もそういう人で在りたいな

という気持ちが生まれました

 

何事も

熟すのに時間がかかるタイプです♡

 

ということで

不慣れながらも私なりに

人付き合いを大事に大切に

していくのだ♡