字にコンプレックスを持っていました。
小学校の先生の字がきれいだったから、
字って大人になったら自然と上手に書けると思ってました。
が、大いに違った。ちっともきれいに書けないし、学生の頃は可愛い字になりたいと思ってたから40代になった今も丸い字のまま。
丸い字は別にいいんだけど、なんか自分の字なんだけど、いつもどこかに違和感があった。でもそれが何かわからない。わたしが書いてる字なんだけど、自分との間にズレを感じてました。
そして、地唄舞(じうたまい)のお稽古に通うようになって、美しい字が書けるようになりたいと思うようになりました。
仕事も残業のないチームに異動になって心と体に余裕が生まれた今、ペン習字に通い始めました。先月、体験レッスン行ったところです。
七夕の今日が、初めてのお教室でしたー!
初めての万年筆。改めて、正しい持ち方から教えていただきました。
先生の「一つずつゆっくりお稽古してください」の言葉に救われます。
地唄舞の先生も「ゆっくりじっくり気長にやりましょう」と言ってくださいます。
わたしは思い出しました。自分がゆっくりのんびりな気質だったということを。
社会に出た今、必要に駆られて毎日チャキチャキ動いちゃってました。ゆっくりのんびりな性質なのに、チャキチャキも出来ちゃうからチャキチャキ動いちゃってた!
いけないわ、そんなの。らしくないもの。
ということで、昨日から努めて心持ちをゆっくり、のんびりにして生活してます。
職場も激流にいたチームから割と穏やかなチームに異動になったので、マイペースで出来そうです。
自分の性質を活かせるお稽古事に出会えて有難いです。