不動産屋さんの妻ブログ

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伝統芸能の世界へのはじめの一歩:地唄舞を始めた理由はヒマだったから②

伝統芸能に魅せられた私の日々 - 不動産屋さんの妻ブログ の続き。

 

日本舞踊の一日体験レッスンが、私が求めていた内容でなく残念でした。

 

私は礼儀作法も身につけたかったので、礼に始まり礼に終わるから教えていただきたかったのです。

しかし、そのワークショップではお辞儀がなく「じゃあ、始めましょうか♪」とすぐに振り付けが始まりました。モヤモヤモヤモヤ。

レッスンの最後は「お着物着た姿を写真撮りましょ♪」と一人一人ポージングして撮影してくれました。

サービス精神満載の教室でした。(実際、現在人気のお教室で体験レッスンの予約も取れないそうです)

 

華やかでキャピキャピしていて、じっくり丁寧に舞踊を習いたかった私には、そこのお教室は合いませんでした。何度も言いますが、私に合わなかっただけです。

 

他に日本舞踊の教室はないかと探している時に、ヒットしたのが『地唄舞』でした。

 

(じうたまいって読むのかな?そんなのがあるんだ~)と調べていくうちに、

舞台で踊ることを想定して作られている日本舞踊と違い、お座敷で舞う地唄舞は動きが少なくゆっくりじっくり舞うスタイルらしい、ということがわかりました。

お座敷で舞う…、ゆっくりじっくり…✨私に合っている気がしました。

 

私は、老後の趣味として日本舞踊を考えてました。

20年かければ、少しは踊れるようになるだろう。

ヒマな時間、お家で一人で踊れたらいいな。

という考えでした。

 

舞台に立ちたいわけじゃない。むしろ立ちたくない。

おばあちゃんになった時、お家で一人静かに舞っていたいのだから、お座敷舞、ぴったりではないか♪

早速、体験レッスンに行くことにしました。

ま、後に人様の前で舞うことにはなるのですが()

 

家から通える距離で、土日もお教室を開いているところが条件でした。

いざ、体験レッスンへ。

嬉しいことに、お辞儀をするところから教えてくださいました。

正座をして、お扇子を前に置いて、お扇子の向きはこうで、手をついて、としっかり教えてくださいました。

 

私の心は、決まりました✨

その場で、入会です。

 

多分、最初のワークショップで礼儀作法を教えてもらっていたら、私はそのまま日本舞踊を習い始めたと思います。地唄舞って存在を知らなかったわけですから。

 

出会いって、面白いですね。

 

長々とお読みいただきありがとうございました!