地唄舞のお稽古に通うようになって六月で丸二年が経ちました
相変わらず体はガチガチ。
動きは木のピノキオを連想させるほど硬いけど、先生が「順調に育ってますよ😊」と言ってくださるので、その言葉を支えに愉しくやってます。ほんとうに愉しい!
少しずつできるようになるところとか、先生と一つの目標に向かって創り上げていくこととか超絶たのしいのです。
元々は老後の趣味になるといいなと思って始めて、その時は舞台とか発表会とか別にいいや、出たくないし、緊張するのヤだからやりたくないと思ったけど、人は変わるものです。
お稽古に通うと上手くなりたくなり、「上手くなるには人前で舞うといいのよ」と先生が教えてくださったのでお浚(さら)い会に参加することにし、そうしたら格段に愉しくなってしまって!
なにがっていうと、発表会に出るということで一つ目標が出来ます。
その舞台に向かって先生と一曲を仕上げていく過程、クオリティを上げていく過程、これが実に充実し愉しいのです。←これはねー、ほんとうに先生の人間力のなせる業(わざ)で、100%先生のおかげなんです。
もちろんド素人の初心者ですし、動きはマリオネットですよ?でも一つのことに打ち込んでいく感じ、これってがわたしが16才くらいの頃からずっと求めてきたものだ~!!って。出会えたんです、打ち込めるものに。しかも先生がいてくれる
そしてお浚(さら)い会に参加してわかったこと。地唄舞は人様の前で舞うもの。
当たり前でしょ~って思うでしょうけど、もともと私は60~70歳くらいになった頃、お家の中で一人で悦に入れたらいいなと思って門戸を叩いたので、人様の前で舞うことが頭になかったのです。(←頭おかしいやろ)
で、お浚(さら)い会に出たらお客様がいて、そうか…地唄舞って人様に美しい様(さま)をお見せして愉しんでもらうためのものなんだな、ってわかったのです。
地唄舞をはじめて二年。スタートラインに立てたかな?って思います。
今はまだガチガチのマリオネット舞だけど、人様に美しいと感じていただけるように、美しい地唄舞の世界を表現できるように精進します。
先生、いつもありがとうございます。感謝。